16日目 （11月5日）

ラジオ体操からはじまる1日

	昨夜、ご主人から、「地元の方がすぐそこの公園でラジオ体操してるから、是非とも参加して！」と言われ、行くことに。 20人ぐらいいたかな。 6時半ぴったりにラジオから流れるラジオ体操。 皆さま軽いし、元気。 高齢の方もいらっしゃった。 第2まで体操したのはいつぶりだろう？ かなり気持ち良かった。 終わるとササッと帰っていった。 戻ってじゃこてん朝食をいただき、ユースホステルとお別れ。 ご主人は会社のお遍路研修でお泊まりの方は初めてと記念撮影。 トレッ君の写真も撮ってくれた。 職業を話していたので、病院通りと宇和島城は見てください！と言われていたので、行ってみることに。 その前に朝からじゃこてんの揚げたてを食べれる野中かまぼこ店へ。 名前にひかれて、寄ってみると、『中まで見てください』と見学させていただいた。 ほとんどが手作業で、職人技でした。 やっぱり出来立てが一番！ 美味しかった。

病院通りの出来た理由

その後、病院通りへ。
まさに病院ばかりの通り。 眼科から始まり、薬屋、医療機器店、産婦人科に内科・皮膚科。泌尿器科、小児科、循環器科に整形外科×2。最後に脳神経外科。最後には市立宇和島病院。

病院をみていると女性に話しかけられ、お話すると元看護師の方。 お遍路経験があり、緑の札だと。 今はワンちゃんが白内障で行けないので、朱色の御影を見たいという。 見せると喜んでくれた。 瀬戸大橋の開通やその他大きな出来事があったときは記念に作成するとか。 『なぜこんなに開業医があるのか』と聞くと､『セカンドオピニオンとして活用する』とのこと。 市立宇和島のドクターが独立したのをきっかけに、今の形になったのだとか。 なるほどと思った。 この方にはドロップとコーヒーをお接待していただきました。 それからの宇和島城へ。 今日は時間があるから大丈夫。 あとから疲れるが… 階段を登り、天守へ。 お城に入るのは初めてで、全国のお城の展示場のような感じでした。 京都の二条城は徳川家康が築いたのか…と自分はそんなレベルです。 で、鯛めしを食べたかったので、ブランチに。 ほづみ亭の鯛めし。 御飯がすすむこと。 朝食食べて時間たってないけど美味しかった。 さあ、巡礼再開！ ちょっとのんびりしすぎかも と、ペースアップ。 難なく龍光寺へ。 お経は時間はかかるけど、それなりにはなってきた。 コスモス通りのコスモスが綺麗でした。 佛木寺の山門で写真を撮っていただいた男性の方が、昨日、高野山へ行ったと。 写真をみせてくれて、微妙な気持ちでしたが、親切を大切にした。 紅葉が綺麗な時期で最高だったと。 凄く寒かったみたいです。

会社の研修？いいねー！

そして、明石寺へ。
途中の峠も、１度も地面に足を着けずに走った。 結願したメンバーはどんな走りをしていたのか少し気になった。
明石寺は屋根の色が印象的で、静かだった。 ツアーの方とは一緒にはなることはあるけれど、お遍路さんも徳島と比べたらかなり少ない。 それだけ厳しいのだろうなと思った。
それから大洲市へ。
明石寺の女性の方に、「トンネル抜ければあとは下りや！」と教えていただいていたが、中だるみ？身体が重い。

	今日はそんなに走ってないのに、長く感じる。 聞いていた通り、下りが多くてすごく助かった。 今日の宿泊は旅館ときわ。 嶋屋のご主人オススメです。 歩き遍路さんが、他５名。 「会社の研修？いいねー！」っとお決まりのパターン。またお遍路話で盛り上がる。 みんな相当イカれてます(笑) お寺に参ることより、お寺までの道のりが楽しい。例えば今日みたいな感じがたまらんと。 百千万劫難遭遇。   人は一人じゃ生きていけない。   ちょっと格好よく締めてみました(笑)