お遍路

本日のお遍路ログ

納経したお寺:2
累計納経数 :36


走 行 距 離 :83㎞
累計走行距離:589㎞


11日目 (10月31日)

神秘的な清瀧寺

生憎の雨。修行。 朝から温泉に入り、準備運動してると…
いきなり激しい雨。
『洗濯物、外に干してるやん』と、急いで取り込んだ。 もぅ自然には逆らえないので、雨仕様で清瀧寺へ出発。
顔見知りのお遍路さんと再び会う。
道中、お気をつけて! また会うかもしれません!
お決まりのパターンです(笑) また会うかもなって方と、これで最後だろなって方がなんとなくわかるような気がする。
清瀧寺へは、親切なおじさまが道を教えてくれた。
坂道レベルは中ボスクラス。
不思議な所らしく、ちょうど雲の中に入ることが多いらしい。 到着すると霧で視界が悪かったけど、神秘的だった。
厄除薬師如来の中に入ることができ、その造り驚いた。
納経所の方が優しく、是非とも高知のことをもっと知ってくださいと、かつおの塩タタキのことや、自分の拳より大きい文旦は節分を過ぎたくらいが美味しいなど、教えていただいた。
清瀧寺を降りて、振り替えると見事に雲に覆われていた。
そして走り続けて、青龍寺へ。

朝青龍

元横綱 朝青龍の名前の由来はこの青龍寺からと聞いた。
明徳義塾の時に、青龍寺の階段を毎日10往復したとか。 朝青龍、同い年。負けてられるかと、階段をダッシュ。 なかなかキツかったけど、下で話していたおばちゃんが手を振ってくれた。
青龍寺の本尊は不動明王で、自分の守護神である。 親近感が湧き、絵馬に願事を書いた。
そして奥の院へ向かった。 歩き遍路の山道。 険しい道のりだ。 これは今のこの歳ではないと厳しいなと思った。
土足禁止、奥の院。 靴をサンダルに履き替え、拝んだ。
青龍寺は、お気に入りのお寺になりました。
そして、ここから岩本寺までが、まさに修行。
雨がひどく降り、視界が悪く、道も危ない。 カッパも意味なく、シューズカバーの中にも雨水が入り込みベチョベチョ。
もうシャワー状態で、どうにでもなれと。
寒かったので、須崎名物 鍋焼きラーメンを目指した。 しかし、なかなか着かず看板もない。
雨、あめ、アメ。
この雨で喜んでいるものもあると心を入れ換えて走り続けると、なんとかまゆみの店(鍋焼きラーメン屋)に着いた。 店内は、ほぼ満席。 芸能人の写真もたくさんあった。 寒かったもあったけど、醤油ベースで美味い。 残ったスープで雑炊も作ってくれて、身体も心も暖まった。 お腹も満足。
近くに別格5番の大善寺があり、手を合わせた。

雨の七子峠

そして、岩本寺へ。 これがまた雨で、やたらと遠く感じる。
強烈なのが、七子峠。
社長からお聞きしていたけど長い。 残り何キロって標識がやたらと長く感じ、ひたすら登る。 視界が良ければ最高の景色に違いない。 凄いところを走ってるし、道路工事は大変だったろうと感心した。
七子峠の看板が見えたときは嬉かったなぁ。
そこから下りで楽になったが、看板がなく不安に。 案内の看板は不安を一切なくしてくれるので、本当にありがたい。
やっとのやっとの思いで岩本寺に着いたときには、もう完全にズブ濡れ。
風邪ひかないようにお風呂に直行し、夕飯をいただいた。
またお遍路さんとの会話が面白くて盛り上がる(笑)
そして、部屋で落ち着き、家族とテレビ電話をすると、子供がギャン泣き。
これは子供も修行だな(笑)
明日は小雨でお願いします!