8日目 （10月28日）

美園さん、ありがとう！

	美園さんとは、夜も遅くまでお話して、その後お風呂やら洗濯とかしていただいたから、睡眠時間も短いんだろうな。でも、5時には起きて、朝食の準備や、仕事の準備。 美味く朝食をいただきながらも話は尽きない。 そして、携帯を忘れて可愛い帽子をかぶって仕事へ向かわれました(笑) すぐに自分も出発。下宿生とお別れして、少し走るとお腹が冷える。 あっ 腹巻き忘れました(笑) 美園さんが携帯電話を忘れて笑った罰が当たりました(笑) 取りに戻り、神峯寺へ。 美園さんから紹介していただいた、南さん宅に荷物を置かしていただき、準備万端で向かいました。

神峯神社のお祭り

今日は神峯神社の年に1度のお祭りで、神輿を担いで一気に下りてくるとか。 長い坂道だったので、ゆっくり登ると、タイミングよく神輿とも出会えました！
自転車を置いて、神峯寺の巡礼を済ませ、その上の神峯神社にも詣り、さらにその上の空と海の展望台へ向かった。
険しい山道の先には…
360度見渡せる、最高の景色！ 美園さんに行けと言われ、行って良かったなぁ。

またもや空と海が見分けられない、何ともいえない景色に最高の気分でした。 下りはスイスイで、途中に何度か電話もあったけど、無事に荷物を預けた南さん宅まで着きました。 南さんはナスの収穫で忙しそうでしたが、「良く展望台まで行ったな。」と誉めていただき、お礼して、お別れしました。 途中、休憩所でおにぎりを食べているとき、一緒になった歩き遍路さんとお話した。年輩の方ではなかったけど、足の皮膚からたくさん歩かれているのが伝わった。 今日は天気も良いし、疲れは少しあるけど、岩崎弥太郎生家へ向かうことにしました。 母 美和さんが弥太郎の成功を祈願し、安芸市から約20キロの距離を21日間、神峯寺に通いつめたという逸話があります。 生家は独特の雰囲気で、仕事でもお世話になっているので、生家碑にしっかりお祈りしてきました。 その後、野良時計をみて、弥太郎像に。 トレッ君と一緒に良い写真を撮っていただきました！

すべては自己責任

55号には、自転車道路があり、これは気分良く走れると思っていたら… 道が崩壊し、通行禁止に。 また55号に戻り、自転車道路を走り… 高知はさすが、修行の道場。 距離が長い。 夕方に大日寺に到着し、ツアーの団体さんと一緒になった。 帰りに、50年に1度の御開帳だと写真を撮ってくれた、赤ちゃん連れのお母さんに教えていただいたけど、気がつかなかった。 そのお母さんはコロッケ屋さんらしく、コロッケをいただいた。 まだ温かくて、絶品でした。 本当に美味しかった。 ありがとう。 今日は美園さんに教えていただいた、小さなお宿 遊庵に。 悪いところを見つけるのが難しいくらい満足でした。 一緒に宿泊した、75歳の林さん。 もうお遍路は10回目で、本当に若いし、飲むし、元気だし。 『すべては自己責任。』と教えていただいた。 お遍路情報をたくさんいただき、休むことに。 ここ１週間はずっと快晴 お遍路研修もまだ3分の1。無心で走り続けたい。