お遍路

本日のお遍路ログ

納経したお寺:5
累計納経数 :32


走 行 距 離 :82.1㎞
累計走行距離:452.8㎞


7日目 (4月11日)

快適な自転車道

今朝は、安芸市の宿から三菱の創始者である岩崎弥太郎の生家を見てから、大日寺に向かった。
安芸市から自転車道を西へ西へ。
とても整備されて走りやすい道だ。途中には坂本龍馬の妻のお龍さんの銅像を見たり、海を見たり。
自転車道は元々は、鉄道が通っていた道だと教えていただいた。桜吹雪の中を走ったり、この季節なのに落ち葉の上を走ったり、風もとても心地好い‼
宿からちょうど15キロ付近で、昨日と同じように左膝にピリピリと刺すような痛みがはしるようになった。 それでもペースを落としたり、歩いたりして前に進むしかない。これも修行だと思って! 大日寺に到着したのは予定よりも45分遅れになってしまいました。
境内はとても静かで、入り口には紅葉の残りが!秋に色づいた紅葉も綺麗だろうなと思いながら後にしました。

また会ったなー

国分寺に到着した時、以前立江寺でお会いしお餅を一緒に食べたおじさんが「また会ったなー。自転車ならもっと進んでいるかと思ったよ」っと声をかけてくれた。
私が「歩きなのに速いですね」と言うと、「電車・バス・タクシーを使ってるからね。」とのこと。
愉快な方で、「高知に3泊するから次の善楽寺で終わりにしよう」と。まだ、14時くらいで陽が高いのになーと思いながら、また何処かのお寺で会えるだろうとお別れし、次の善楽寺へ向かった。道はほぼ平坦で走りやすい。
善楽寺では、特に目立ったことはなく、参拝しました。帰り際に、毎日いると言うおばさんが「気をつけて行きなさいよ」っと声をかけてくれた。
普通の言葉だけど、何だか心に響いた。
竹林寺は、若干山の上にあり、自転車を押して上がりました。竹林寺に着いたのは、もう15時を過ぎていた。
このお寺では、5重搭があり非常に目立つ。
どこのお寺さんに行っても昨日の日曜日に比べ人は少ない。竹林寺ではとても綺麗な花が咲いていて、花には直射日光をさけるためか、傘がかけられていた。大切に育てられているなと感じました。
納経帳に記載していただき、「次の禅師峰寺に時間的に行けますかね」と聞いたら、「禅師峰寺もちょっと山があるから、ギリギリかもね。道を間違えたら到着し、できないよ」と言われました。

半平太と富子さん

急いで禅師峰寺へ。 参拝を終えて納経帳に記載していただいたのは16時半を過ぎていた。落ち着いて眼下を眺めると、天気が良いせいもあると思うが素晴らしい景色でした。 禅師峰寺では、急いで来たので、ちょっとのんびりと休んだ。 さすがに夕方になると寒い。
上着を着て、ホテルに向かおうと山を下って、自転車をこいでいると「武市端生 生家」と言う看板を見て、17時を過ぎていたがついつい見に行った。家には「坂本」と表札がかかっていた。あれ?と思いながら、お墓とミュージアムへ行ったがミュージアムは既に閉まっていた。お墓は、半平太の手前に奥様の富子さんの墓石がありました。やはり、できる男を支えているのは「今も変わらず妻なんだな。」っと思いました。
お線香をあげて帰ろうとした、私と同じくらいの女性がミュージアムの前にある広場の掃除をしていた。話しかけて、半平太や富子さんなどについてお話していたら、「お遍路さんでしょ?」と言われ、和菓子をくださいました。御礼を言って納札を渡し、宿に向かった。
高知市内にはりまや橋の近くに予約していた宿には、1時間近くかかって到着。